青木務エレキベース教室WEB支部

札幌のエレキベースプレイヤー・講師による、音楽視野を1mmずつ広げられる情報を発信するブログ。

旧デザイン記事

【音楽の最短上達法】音に「混ざる」と「乗っかる」の違いを知ろう!

音に「混ざる」 音に「乗っかる」 みなさんはこの2つの言葉を聞いて、その意味や違いが分かるでしょうか? 実際のところ、あまり意識することもないかもしれません。 この2つの意味を知ること、それはある意味、最短の音楽の上達法と言ってもよいかもしれま…

【雑記】休みの日だから休んでます。

2018年も本日で終わりということで。 ミュージシャン的には年越し演奏や正月ライブなど、働き時という人もいますが、僕はしっかりと大晦日や三が日は休みなので、しっかり休んでおります。 やはりミュージシャンといっても、あくまで人間……特に僕は一定のオ…

自分の音のイメージを具現化しよう!

先日の記事でエレキベースの音のイメージについて触れました。 ドーンとかゴーンとか、はたまたボンッかトトーン、トゥクトゥク、ブリッなのか。 ギター、ドラムなど他のパートも同様で、一概にその楽器の音といっても色々な擬音で表現できます。 ではその音…

ライブは100点が100点じゃない?

音楽にまつわる不思議な話。 ポップスでもロックでも、ジャズでもヒップホップでも、音楽はやはり生、ライブが醍醐味、という方は多いと思います。 そんなライブにおける、成功と失敗って何でしょうか? ビジネス的には集客等々も含めてになりますが、ここで…

ラッパー・呂布カルマの「ヤングたかじん」の詩で心が軽くなった話。

みなさんは今最も注目されているといっても過言ではないラッパー、「呂布カルマ」をご存知でしょうか? 最早説明もあまり必要ないのですが、名古屋在住のラッパー。JET CITY PEOPLEの代表にして MCバトルをテーマに扱ったバラエティ番組「フリースタイルダン…

ベースラインは「響き」で作ろう。

オリジナル曲のベースラインを作る。 セッションで、その瞬間瞬間でベースラインを構築していく。 この場面で大事にしたいことはなんでしょう? 決して理論に当てはまっている、当てはまっていない、ではありません。 もしくは名ベーシストが弾いた良いライ…

【雑記】12月の目標「毎日更新」は達成できそう。

昨日の記事は沢山の人に見ていただきましてありがとうございます。 意外とローカルミュージシャンの失敗談って聞かないですからね。 これについても、改めて記事にしようかなと考えてたり。 さてさて昨日はボリュームたっぶりだったので、今日は雑記であっさ…

初めてのジャムセッションで大恥かいた話。

今日は世に言うクリスマス。 果たして僕は人に何がプレゼントできるかなーと考えてみた。 大物youtuberのように一億円分プレゼントや スパイシーな社長のように現ナマプレゼントはできないのでまず除外。 やぱりミュージシャンとして活動する上で 何かタメに…

継続から生まれるモノ~Lesson for Lessonから見えた側面~

継続は力なりとはよく言ったものでありまして。 例えば筋トレ。1日2日やっただけでは成果が出る、力になることはありませんが、仮に1年、そして5年続けたらどうなるでしょう? 同じように、スポーツは? 楽器は? ダンスは? 料理は? 仕事は? どんなことも…

体調不良の時ほど良い演奏ができる?

高熱でバテバテ……寝不足で視界グラグラ……二日酔いで頭ガンガン……。 それでもライブがあるから現場に駆けつけ、息絶え絶えで演奏をする……。 頭の中では、頼むから早く終わってくれと願いながら笑 こんな経験をされた方は多いと思います。 そして後日体調も回…

音楽理論を学ぶ上で肝に銘じたい事。

コード進行を見ただけでベースラインを作りたい。 オシャレで斬新な新しい曲を書きたい。 自由に色々な種類のソロを弾きたい。 そう願い、自分の演奏を一つ上のグレードに進化させたい人が辿り着く一つの結論が「そうだ、音楽理論を学ぼう」ですね。 理論を…

J-POPをバカにする時期はあってもいいと思う。

10代の若い内など、その時代に流行っているものをバカにする時期というものがありますね。 これは成長期によくあることなので、まったくもって仕方がないことです。 そしてその中でもよくあるのが、J-POPをバカにする時期ですね。 「J-POPとか浅いわwやっぱ…

「簡単な曲」という概念とその扱い方。

楽器を弾くことに慣れる、技術が上達していくに連れ、色々な曲を弾けるようになってきます。 前は上手く弾けなかった曲が弾けるようになり、「前より上手くなっている!」と実感する瞬間は、楽器のみならずなんの分野においても最高ですね! そしてできるこ…

【緊張緩和法】演奏中のお客さんの表情を覚えているか?

ライブでの緊張にまつわるお話。 ライブで演奏をする際、オリジナルならしっかりと作り上げたものを覚えて。カバーやサポート、セッション等で譜面を見る必要がある際は譜面を見て、暗譜しているなら見ずに演奏しますね。 そこで一つ問いたい。みなさんは終…

ジャムセッションは一音弾ければ成立する。

ジャムセッションに参加する、ということは初めての人間にはものすごくハードルが高いことだと思います。 絶対に譜面を読める必要があるのか、複雑なコードや展開でも初見で弾かなければならないのか。 必ずソロを取らなきゃいけないのか、そもそもセッショ…

ボンッボンッ! エレベの擬音って……?

僕は漫画が大好きで、小さい頃から買って読んでおりました。 読むジャンルもバラバラで、もちろん以前から大流行りしているジャズを題材にした漫画BLUE GIANTなんかも愛読しております。 さて、こうして色々な漫画を読んで、かつベースを弾いていく内に思っ…

逆・「最近の若者は……」

この前先輩ミュージシャンとのライブの打ち上げで「セッションホストやってる時とか、ジャムセッション参加する時ってどんな曲やるの?」と聞かれまして。 「Chickenとか、Cantaloupe Islandなどのハンコック系、Feel like makin' loveなどの定番曲がほとん…

【緊張緩和法】緊張を和らげる3つの方法。

人間誰しも、一度は何かに緊張したことがあるでしょう。 音楽に携わる者なら、迫る出番までの時間、楽屋からステージへと繋がる廊下の空気、大勢の観客の目……。 それらを意識してしまい、ライブ前に緊張してしまう人は多いですね。 先のM-1グランプリでは、…

なんでも音楽に例える癖をつけよう〜カーナビはTAB譜だ!〜

ミュージシャンとは音楽家。音楽とは音を素材にした芸術。 よってミュージシャンは芸術家の一端であり、楽曲や演奏で様々なものを表現します。 それは喜怒哀楽といった感情であったり、風景、生き物、現象etc......表現する対象は数え切れず……。 と、固く話…

衝撃を受けたベースラインは口ずさめるようにしよう。

自ら進んで曲を練習する、コピーする際の基準は、大体の場合はその曲自体が好きだから、もしくはそのベースラインが好きだから、になると思います。 特に「うわ、このベースラインかっけー!」と思ったものは「同じものを弾いてみたい!」と思い、何度も何度…

人から言われたことは聞き流さず一度咀嚼してみるべき。

自分の演奏に対してネガティブな感想やアドバイスを言われることは、音楽をやっている者であれば一度はあるはずです。 技術が、音が、リズムが、感情が、プレイそのものが、音楽活動自体が……。 そして言われたことに対し、確かにその通りだ、参考になったと…

ベースソロ中の休符は世界一怖い瞬間。

セッションやライブでアドリブのソロを弾く際、どうしても疎かになってしまうのが「休符」です。 うっしゃーソロだぜ弾きまくってやる! 俺の超速フィンガリングを見よ! というポジティブな理由から、自分の見せ場で音を途切れさせてはいけない、長い休符は…

「良いフォーム」こそがベース上達㊙テクニック。

昨日の記事では良いピッキングフォームの要素を解説しました。そして、実はそれが一番の上達の秘訣であると書きました。 まず結論として、ベースの上達の秘訣は「良いフォームで練習をすること」です! そしてどの分野においてもこれは言えると思います。 僕…

2フィンガーの極意は「3つのK」

ベースを弾いてるとよく「右手がエロい」と言われることがあると思います。 そこで鼻の下は伸びてしまうのをこらえて、こうした感想が出るのが何故かを考えると、「指弾きのフォームが良いから」に落ち着きます。 裏を返せば、指弾きのフォームがガタガタに…

M-1グランプリ2018の審査員コメントを音楽に例えてみる~富澤たけし編~

M-1審査員コメントシリーズラストです。 今回は富澤さんの「人間」という言葉に着目してみます。 先のM-1での富澤さんのコメントの中には3回「人間」という言葉が出てきました。 かまいたちには「人間2人の面白さが出てたから良かった」。ミキには「人間の面…

M-1グランプリ2018の審査員コメントを音楽に例えてみる~立川志らく編②~

前回のM-1審査員コメント志らくさん編の続きです。 志らくさんの評価基準として「発想>技術」が根底にある、と前回の記事で書きましたが、その前提の上で各コンビに対するコメントを見ていくと面白いです。 ジャルジャルに対し99点を出して物議をかもした一…

M-1グランプリ2018の審査員コメントを音楽に例えてみる~立川志らく編~

年末の風物詩M-1グランプリ。今年は12/2に開催され無事にチャンピオンも決定しました。 僕は当日は観れず、「審査員コメントがキツイ」「空気が重苦しい」というSNSの情報だけ先に得ており、2日経った本日録画でネタ及び審査員コメントも漏れなく聞いてみま…

【基礎練習】1F1Fは究極のフォーム形成練習

ベースを始めて間もない頃や、数年経って自分の基礎を見直したい時などに、市販されている教則本を買う方は多いと思います。 そして恐らく譜例の1,2個目など、教則本の最初期に現れる練習が「1フレット1フィンガー(1F1F)」ですね。 これは、例えば4弦の5,6,7…

スラップのアップダウンはバスケットボールを扱うように

スラップを習得する際、親指のアップダウンによるオルタネイトピッキングの練習は皆通る道だと思います。 しかしこれを練習し始めると、ようやく慣れてきたダウンの動きはできても、アップでまたつますいてしまうこともまたあるある……。 アップした際に音量…

青木務エレキベース教室WEB支部始動。

初めまして! 札幌在住のエレキベースプレイヤー及び講師の青木務です。 この度自分のベースの技術、練習方法やミュージシャン観、音楽観、その他諸々について書きだしていくブログ『青木務エレキベース教室WEB支部』を開始しました! 音楽のことって、意外…