逆・「最近の若者は……」
この前先輩ミュージシャンとのライブの打ち上げで「セッションホストやってる時とか、ジャムセッション参加する時ってどんな曲やるの?」と聞かれまして。
「Chickenとか、Cantaloupe Islandなどのハンコック系、Feel like makin' loveなどの定番曲がほとんどですねー」と答えたところ。
「えー今もそんな昔の曲やるんだ! もっと若者らしく、最近の新定番曲とかやればいいのにー!」と!
確かにその通り!! むしろ何故それが無いのかと、目から鱗でした。
もちろんジャズファンクの礎となっている曲をやるのはとても勉強になりますし必要なことですが、現代の人間が主催するジャムセッション、現代の曲に特化したジャムセッションがあってもいいんじゃないかと深く思いました。
もちろん定番曲は定番と呼ばれる所以がありますし、どこに行っても通じるものですので、それらは残り続けて然るべきです。
よく「最近の若者は……」という言葉が使われますが、これは「最近の若者は、古いことやってないで新しいことをやりな!」という「逆・最近の若者は」。
こうした後押しは大事にしたいですし、そういう先輩になりたいものです。
若者は若者らしく、新しいものに取り組みたいものです。