【緊張緩和法】緊張を和らげる3つの方法。
人間誰しも、一度は何かに緊張したことがあるでしょう。
音楽に携わる者なら、迫る出番までの時間、楽屋からステージへと繋がる廊下の空気、大勢の観客の目……。
それらを意識してしまい、ライブ前に緊張してしまう人は多いですね。
先のM-1グランプリでは、審査員のオール巨人師匠は「緊張している人は『緊張を抑える』というパワーを使わない方がいい。緊張できるという『状況』を味わった方がいい」と仰っておりました。
これはとてもいい言葉なので、是非頭の隅に置いておきたいです。
ただ、仮に緊張するorしないを選べるのなら、当然緊張しないを選択したいのが人というものでしょう笑
そこで、ライブ前の緊張を和らげる方法を3つ紹介します。
①自分の姿を録画する。
これはライブ前日までの作業ですね。
ここで行いたいのは、客観的に見た自分の姿を把握することです。
部屋でもスタジオでもいいので、自分(達)の全力の演奏姿を撮ってみましょう。一つの恥もない、全力で!
その姿がカッコよく映れば「俺カッケー!」と自信に繋がり、カッコ悪ければ「なんだこれ笑」と笑えて、どこを修正すればよいかの分析に発展します。
どちらにせよ、一度人の目から見た自分の姿を把握することで、人の目は気にならなくなり、それによる緊張を防げます!
②ライブ前のルーティンを作る。
これはライブ当日の作業。
イチロー選手の、袖を引っ張りながらバットの先端をバックスクリーンへ向ける、「あの動き」などは有名なルーティンワークですね。
僕は「必ずストレッチをする」というルーティンを作っています。身体をほぐしてライブ前の調子も整えられる、一石二鳥のオススメルーティン!
他にも例えばリップクリームを塗る、靴を磨く、10分間ランニングをする、アプリゲームをする……なんでもよし!
とにかくライブ前にいつもの自分を作ることで、ステージ上でもいつもの自分を出すことができます。
③ライブ前に食事をする。
食事をすることによって、全身の血管や内臓に張り巡らされた神経がリラックスモードになります。(=副交感神経優位)
加えて僕なんかは空腹の状態そのものに気が散ってしまうので、余程時間がない時を除けば必ずライブ前に何か口にするようにしてます。ある意味②のルーティンの一部なのかもしれません。
人によってはあえて張り詰めたいから食べなかったり、ボーカルや管楽器奏者なんかは演奏に支障をきたすから食べない場合もありますが!
ベーシスト、ドラマーなど食べられて、かつ緊張してしまう方はお試しあれ!
ライブ前に緊張してあかんわ……という方は、ライブの機会には是非以上の方法を試してみましょう!
必ず自分にあったリラックス法が見つかるはずです。