青木務エレキベース教室WEB支部

札幌のエレキベースプレイヤー・講師による、音楽視野を1mmずつ広げられる情報を発信するブログ。

なんでも音楽に例える癖をつけよう〜カーナビはTAB譜だ!〜

ミュージシャンとは音楽家。音楽とは音を素材にした芸術。

よってミュージシャンは芸術家の一端であり、楽曲や演奏で様々なものを表現します。

それは喜怒哀楽といった感情であったり、風景、生き物、現象etc......表現する対象は数え切れず……。


と、固く話を始めましたが、難しい話をする気は一切なく笑

とにかく芸術であり様々なものを表現するためには、様々なものを知らなければならないですね。

そして音と表現するものがどのようにリンクするか知らなければならず。


そうした感性を磨く一つの手段として、「音楽で表現する」の逆、「何かを音楽に例えてみる」癖をつけてみましょう!

 


太陽は明るいからDメジャーっぽい!

コウモリってディミニッシュっぽいな。

雪景色って音色でいうとキラキラ感のあるエレピかなあ。

めっちゃ怒ってる人ってあのバンドに似てるな。

聞き上手な人って良いベーシストに似てるな。

 


正誤はほっといて、なんでもいいので例えてみましょう。

すると、次は逆に「音楽を何かに例える」が出来、それが表現に繋がっていきます。


またこれは練習やレッスンにおいても有効です。

最近運転をしながら感じたことですが、カーナビを見ながらの運転。これこそ先の記事で取り上げたTAB譜見ながらの演奏そのものですね。

 


ナビの指示に従い右左右左と進んでいけば目的地までは辿り着けますが、道順を覚えるわけではないので結局ナビを見なくては目的地まで辿り着けませんし、他の道から行く、目的からまた別の場所に行く、など応用も効かせられません。

初めはナビを使い、慣れたらナビを使わずに目的地まで走ってみる。迷いながらになりますが、一度覚えてしまえば道順は自分のものになりますし、迷っても迷い方が分かる、他の道に行くにも応用が効かせられますね。

 


このように色々なことを音楽に例える癖をつけてみると、見識や視野が広がり、ひいては自分の音楽そのものに影響してきます。

1日1個でもいいので試してみましょう!