青木務エレキベース教室WEB支部

札幌のエレキベースプレイヤー・講師による、音楽視野を1mmずつ広げられる情報を発信するブログ。

自分の音のイメージを具現化しよう!

先日の記事でエレキベースの音のイメージについて触れました。


ドーンとかゴーンとか、はたまたボンッかトトーン、トゥクトゥク、ブリッなのか。

ギター、ドラムなど他のパートも同様で、一概にその楽器の音といっても色々な擬音で表現できます。


ではその音って、どうやって出せばいいのか?  どうすれば表現できるのか?

それはひとえに、「タッチ」が全てを握っています。


ベースでいえば、右利きならば左手で弦を押さえ、右手で弦を弾きますね。

この「弦を弾く方の手」によって色々な音を表現するのです。

 


例えばドーンやゴーンはどう出すか。トゥトゥトゥは?  ベキッは?

ロックっぽい、ソウルっぽい、ファンクっぽい、ジャズっぽい音は?

グイグイと迫ってくる音は、深く染み入るような音は、軽快に跳ねるような音は?


これらを弦を弾くベクトル、強さ、速さ、角度etcによって具現化していきます。

左手とのコンビネーションが必要な場合もありますが、だとしても重要なのは実際に弦を弾いて音を出す右手ですね!

 


こういった感覚は楽譜を追うだけではなかなか得難く、表現し難く……だからといって悲観的になる必要は全くありません!

まずは「あの音ってどんな感じで出るんやろなー?」と、ベースを持って色々と遊んでみるのがいいですね。

そしてイメージに近い音が出せたら、その感覚を失わない内に練習してモノにしちゃいましょう!